量子ドット励起子重ね合わせ状態の光による制御

単一のInGaAsドット中の励起子の重ね合わせ状態を位相制御レーザーパルス列の照射によって自在に制御することに成功しました(右図)。第一のパルスはコヒーレントな励起子分極をある重ね合わせにします。続くパルスによって、このような重ね合わせ状態は位相も含めて如何なる他の重ね合わせ状態にも変更することが出来ます。写真(a)はInGaAsドットアレイの全体像を、(b)はディスク状のInGaAsがAlを含む混晶に埋め込まれていることを示す断面像です。


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