(a) 超伝導永久電流アトムチップ上に捕捉された原子の模式図。(b) 蒸発冷却後のTOF画像。νf は、蒸発冷却の
最終掃引周波数を示している。(c) (b)の点線に沿った光学密度。

   

超伝導永久電流アトムチップにおけるボース・アインシュタイン凝縮体の生成

 

 超伝導永久電流アトムチップ上に捕捉された87Rb原子に蒸発冷却を行うことで、ボース・アインシュタイン凝縮体(BEC)の生成に成功した。ボース凝縮の検証は、飛行時間(TOF)法を用いて行った。νf が1.750 MHzの時に相転移を示す2成分(凝縮・非凝縮)運動量分布を測定できたことからBECが得られているとわかった。(39 ページ)


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