サイエンスプラザ2016

 2016 年 11 月 23 日(水)に NTT 厚木研究開発センタにおいて、“未来への扉を開くフロンティアサイエンス”と題した物性科学基礎研究所の公開イベント「サイエンスプラザ2016」を開催いたしました。 本イベントは、研究所の最新の研究成果について内外の方々に広く紹介するとともに、御来場の皆様との有意義な議論の場とすることを目的としており、デバイスイノベーションセンタ、先端集積デバイス研究所、コミュニケーション科学基礎研究所との共催です。
 講堂において行われた講演会の午前の部では、寒川哲臣 物性科学基礎研究所所長による開会の挨拶、研究企画部長による各研究所概要の説明に続き、藤原聡 上席特別研究員による「ナノデバイスを用いた極限エレクトロニクス」と題したシンポジウム講演を行いました。午後の部では、天野浩先生(名古屋大学教授)に「世界を照らすLED」と題した特別講演を行って頂きました。午前、午後の部ともに講演会会場は全て埋まり大盛況でした。また、毎回大変好評のラボツアーは、できるだけ多くの方に参加して頂けるよう10コースで各2回実施いたしました。ラボツアーと並行して行われたポスター展示では、共同研究実施機関からの13件を含めて計52件の最新の研究成果を紹介しました。研究の概要から、そのオリジナリティやインパクト、今後の展望を詳しく説明し、研究内容についてかなり突っ込んだ議論も行われました。全ての講演・展示・公開を終えた後、夕刻からは社内食堂にて懇親会を行いました。ご来場頂いた方々と親交を深めるとともに、研究内容についての議論も引き続き行われました。
 今回、大学等研究機関・一般企業・NTTグループ等から198名の方々にご参加頂き、お陰様を持ちまして、盛況のうちに終了する事が出来ました。ご来場頂きました方々には、心より感謝申し上げます。ポスター展示、ラボツアーの際やアンケートでお寄せ頂きました様々なご意見は、次回のサイエンスプラザに活用させて頂きます。