場所
集合:1号館受付
時間
午前の部(2回) 11:30〜12:30
午後の部(3回) 13:30〜15:00
(当日先着順:定員になり次第締め切らせていただきます)

カーボンナノチューブは従来のLSI素子間配線よりも格段に細くかつ優れた 伝導特性を持っており、ナノテクノロジーにおける理想的な配線材料です。
このナノチューブを用いてナノ素子間を相互に接続する配線ネットワーク形成 技術の開発を目標とした研究を進めています。
このツアーでは、ナノチューブの合成を行うための熱CVD装置、合成した ナノチューブの構造観察を行うための走査プローブ顕微鏡および電子顕微鏡、
さらに電気特性を計測するための4探針プローブのデモをご覧いただきます。


ネットワークを通して情報をやりとりする場合、盗聴を防ぐために暗号がよく使われます。暗号化の方式には大きく分けて、
公開鍵暗号と秘密鍵暗号があります。秘密鍵は公開鍵に比べて安全性が高いといえますが、秘密鍵をどう伝えるかという問題が残ります。量子鍵配送は、秘密鍵を安全に伝えるシステムです。
情報は量子状態にある光子にのせて伝送されます。第三者が 途中で覗くと量子状態がこわれてしまうので、盗聴されたことが わかります。したがって、第三者に覗かれていないことを物理的に
保証できる秘密鍵が配送できます。
このツアーでは、実際に 秘密鍵を配送する実験をお見せいたします。
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