Imran Mahboob
物性科学基礎研究所 量子電子物性研究部
3次元空洞共振器によるマイクロ波量子光学
2013年4月1日~
平成13年シェフィールド大学(イギリス)にて理論物理学修士課程を修了。窒化物半導体の電子物性に関する研究にて平成16年ワーウィック大学(イギリス)物理学博士課程を修了。平成17年日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所、リサーチアソシエイト。平成20年よりリサーチスペシャリスト。平成24年より主任研究員。入社以来、電気機械共振器の非線形ダイナミクスの研究に従事し、メカニカルメモリや論理演算、パラメトリック周波数変換やモード結合、全機械的フォノンレージングやフォノンの2モードスクイージングなど、さまざまな新技術の実証に世界で初めて成功している。平成29年以降は、量子技術への応用を目指したマイクロ波量子光学の研究に着手している。現在、量子電子物性研究部、超伝導量子回路研究グループ特別研究員。平成13年Clarke Prize in Physics、平成15年Physics of Semiconductors and Interfaces ConferenceにてYoung Scientist Awardの各賞を受賞。アメリカ物理学会会員。