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2次元系における量子多体効果に興味を持って研究している。 特に、抵抗検出を利用した高感度核磁気共鳴を用いた量子ホール系におけるスピン状態測定を行っている。 また、最近ではグラフェン、GaAs/AlGaAs系におけるプラズモン伝導を時間分解電気伝導測定を用いて調べている。


  • グラフェン、GaAs/AlGaAs系におけるプラズモン伝導

  • 量子ホール効果

  • 2層系ν=1量子ホール状態

  • 2層系ν=2量子ホール状態

  • 2層系ν=2/3量子ホール状態
    clear
    • Phase diagrams of nu=2 and nu=2/3 quantum Hall states in bilayer systems
      N. Kumada, D. Terasawa, M. Moriono, K. Tagashira, A. Sawada, E. F. Ezawa, K. Muraki, Y. Hirayama, and T. Saku
      Phys. Rev. B 69, 155319 (2004).
    Abstract--
    ν=2量子ホール状態と、複合フェルミオンのν=2であるν=2/3量子ホール状態を2層系において比較した。 その結果、複合フェルミオン間相互作用は電子間相互作用と同様に基底状態の決定に大きな影響を与えていることを明らかにした。

    • Phase diagram of interacting composite fermions in the bilayer nu=2/3 quantum Hall effect
      N. Kumada, D. Terasawa, Y. Shimoda, H. Azuhata, A. Sawada, E. F. Ezawa, K. Muraki, T. Saku, and Y. Hirayama
      Phys. Rev. Lett. 89, 116802 (2002).
    Abstract--
    2層系ν=2/3量子ホール状態において、スピンと擬スピン自由度が存在する時の複合フェルミオンの相図を作成した。 得られた相図を定量的に評価することにより、複合フェルミオン間相互作用について議論した。
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  • 半導体中核スピン制御

  • その他のテーマ